「‥‥あぁ、どうか旅の人‥‥王を‥‥海の‥‥」
それは、私がハイネのロサス“ワニ”島で、ワニにガブガブ咬まれていたときのことでした。
見知らぬ人が、海から海岸に流れ着いて、息絶えようとしていたところに遭遇したのです。
彼の足には、ワニが数十匹ほど咬みついて、ブドウの房のようになっていたので、私は彼が死んでターゲットがいっぺんに全部こっちにこないように祈りながら、必死で1匹ずつワニを叩いていきました。
ガシーゲシーガシーゲシー(叩き)
がぶーがぶー(咬まれ)
「もうすぐ助かります。がんばって!(タゲ移さないで〜〜〜)」
「旅の人‥‥私は小さな島の民です‥‥私の一族は、海の王を祀っています‥‥」
ガシーゲシーガシーゲシーがぶーがぶー
「海の王が‥‥突然怒り出したのです‥‥」
「なぜ、ワシの部屋には、クリスマス飾りがもらえないのかと‥‥」
ガシーゲシーがぶーがぶーがぶー
「誰か‥‥勇気ある地上の方‥‥海の王に‥‥」
ガシーがぶーがぶーがぶーがぶー
「水龍さまに‥‥クリスマス飾りを‥‥急がなければ、世界が‥‥終わ‥‥ゲフッ(血)」
「ああ!死なないでー(まだワニが全然減ってな‥‥)」
がぶーがぶーがぶーがぶーがぶーがぶーがぶー
私の必死の願いもむなしく、彼は息絶えました。
その後の壮絶なワニ地獄はさておき、私は彼の亡骸(と自分の亡骸)に誓ったのです。
海の王、水龍に、クリスマス飾りを届けると。世界を救う勇者たちとともに、その使命を果たすと。
というわけで―――
勇者募集中。
世界を救う勇者。それは、たぶん、4〜5人だったり、7〜8人だったりするはずです。もしかしたら、10数人を数えるかもしれません。
彼らは、魔法使いだったり、弓を握り締めた少女だったり、剣の達人の美青年だったり(希望)、金の髪や大地の肌の色をした森の精だったり、はたまた踊り子だったり、遊び人だったり、真空波動拳の使い手だったり、野球のバットを手にした少年だったり、ペルソナを操ったり、水球のプロチーム選手だったり、その青年を導く酒ツボを腰に下げた謎のオジサマだったり(希望)、するかもしれません。
けれども、彼らは、それぞれ不思議な運命に導かれ、
2003年12月20日(土)夜10:00
に、
ハイネの噴水右、ワープ屋さんのあたり
に、導かれてくるはずです。
しかも、旅立つ準備を完全に整えて、です。
もちろん、荷物の中には、自らをクリスマス飾りに変える不思議なアイテム、雪だるまんのニンジンと、雪だるまんの靴下が入っているはずです。
そう、彼らは、命がけで水龍の部屋に突撃し、自らをクリスマス飾りに変えて、水龍をなぐさめ、見事に世界を救うのです。
そして、もちろんこれは、これから先の冒険予定表にある、
全力ロールプレイング!
第2回 空・中・庭・園ロールプレイングツアー
「RPG大冒険」
自分のジョブのイメージを全面に押し出し、RPGらしいRPGをします。魔法詠唱時は長いものから短いものまで、呪文を唱えること。(例「みんな‥‥あとは任せたわ‥‥メガンテ!(←ヒールオール)」等) 打撃攻撃時もかけ声必須。チャット苦手な方は「無言な美形キャラ設定」で「‥‥。」連呼でOKです。事前の台詞辞書登録推奨。
の前フリなのでありました。